2024 .11.21
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2011 .10.12
日経新聞2011年9月1日「最前線 ひと」のコーナーで、がん患者の慢性疾患をがんセンターに居ながら治療できる取り組みについて紹介していた。
これまでは、がん手術後の慢性疾患の治療は本格的な治療ができないという理由から、その治療のために他院へ転院することを余儀なくされていたというが、がん手術後の転院は患者にとって、不安が大きいものだということは想像にかたくない。
そこで、このような患者(記事では「がん難民」と記載していた)が満足できる治療を受けられるように開設されたのが、国立がん研究センター中央病院の「総合内科」だ。
総合内科は2010年10月にスタートした。
総合内科科長の大橋健氏は記事のなかで、がん患者が慢性疾患の自己管理にも意欲的に取り組む姿がみられるようになり、がん治療における総合内科の役割は大きいと実感していると語っていた。
高齢化に伴い慢性疾患の有病率が増加しているなか、こういった取り組みは今後ますます必要になるのではないだろうか。
PR