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2024 .11.22
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インフルエンザ患者さまがじわじわと増えてきました。


小児のお子さんにお薬を出すときに、保護者の方たちが特に気にされるのが異常行動です。

そこで、インフルエンザにともなう異常行動について、改めて確認したいと思います。






インフルエンザにかかった時には、医薬品を何も服用していない場合や解熱剤だけを服用した場合でも、異常行動がみられることが報告されています。

インフルエンザにかかって自宅で治療をする場合には、医薬品を飲んでいてもいなくても、異常行動による事故を防ぐために、保護者の方は症状が出始めて少なくとも2日間は小児・未成年者が一人にならないようにしましょう。

 

では、異常行動って具体的にどんなことなのでしょうか。

以下に、厚生労働省が発表している異常行動の例、7項目をお示ししますね。

(URL:http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

 

1)突然立ち上がって部屋から出ようとする。

2)興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う。

3)興奮して窓を開けてベランダに出ようとする。

4)自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない。

5)人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す。

6)変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る。

7)突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする。

 

もし万が一、上記のような行動がみられたらどうしたらいいのでしょうか。

そのときには、あわてずにかかりつけのお医者様に連絡して指示を仰いでください。

病院で診察している時に、「異常行動が万が一起こったらどうしたらいいか」ということをお医者様にお伺いしておくと安心ですね。

インフルエンザ罹患に伴う異常行動についてもっと詳しく知りたい方は、研究の内容が厚生労働省ホームページの下記アドレスに掲載されています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002n1p8-att/2r9852000002nd92.pdf

 


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プロフィール
HN:
タカガキ
性別:
女性
職業:
薬剤師ライター
自己紹介:
保険調剤薬局薬剤師、医薬系広告代理店での編集、メディカルコピーライターを経てフリーランスの薬剤師ライターに。人だけではなく動物の医療の取材も行っています。著書「犬の介護に役立つ本(山と溪谷社)」。

薬剤師向け雑誌、医薬系業界紙のほか、一般の方向けの「編集会議」「Wan」「猫生活」などでもお仕事をさせて頂いています。
代理店勤務の経験を活かし、メディカル系のコピーライティングも。

お仕事のご依頼など、お気軽にお声をおかけください。
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