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冬のボーナスが出るのを待って退職した方が多いのか、最近派遣会社をどうやって選ぶかというお問い合わせを多く頂戴しているので、一度まとめておきたいと思います。
●ポイント1:優先度を明確に!
時給?勤務先?休みやすさ?福利厚生?
派遣を選んだ理由は、その人によってさまざまで、優先させたい項目もそれぞれだと思います。
何を優先させるか明確にしておきましょう。
●ポイント2:複数社と契約し、逃げ道を作っておく
正社員と異なり、派遣社員のことは誰も守ってくれません。
台風や雪で電車が止まって遅刻しても、その分の給料なんて出ませんし、来月のお仕事がなかったとしても、「お仕事をご紹介出来なくてすみません」とは言ってくれますが、働く予定だった期間の給料は1円だって出してくれません(当たり前ですけれど)。
すごく極端な言い方をすると、自分を守れるのは自分だけと思っておくと良いです。
したがって、1社がダメだった場合、次の会社で働けるように保険をかけておくのが鉄則だと思います(派遣会社様すみません)。
勤務先や、担当者様と気が合いなどの理由でストレスを感じた場合にも、複数社と面談しておけばスムーズに会社を移ることが出来ます。なにより、保険があると思うと安心ですよ。
※労働者派遣法が改正になり、派遣の働き方もいろいろ変わったようです。詳しいことを知りたい方は、厚労省のHPをご参照ください。
●ポイント3:こりゃダメだと思ったら、契約が終了次第すぐ次に移る!
ポイント2と重複しますね。
正社員と違って、契約期間を過ぎたら割り切って次へと移行できるのが、派遣社員の良いところ。一方、もっと働きたいと思っても、オファーが無ければ働けないのもつらいところであります。
ともあれ、対応や待遇に不満があったら、我慢せずに次へとすすむのも一つの手です。
ただし、契約が終了していないのに、途中で放棄するのは、派遣薬剤師の地位を貶めて、他の派遣薬剤師に迷惑をかけることになりますし、社会人としていかがなものかと思うので、つらいことがあっても、とりあえずはオトナな態度でぐっと堪え、契約完了まで待ってからやめましょう。
以上、1年間、派遣薬剤師生活をしてみた所感を述べてみました。
まとめると、複数社と面談を受けておいて、なにかがあっても自分が困らないように何重にも保険をかけておくということですね。
読み返してみると、自分が血も涙もない鬼のような人間のように思えますが、派遣薬剤師の扱いなんてこんなものだと思います(笑)。
こんな扱いが嫌だ!という方には、正社員やパートの道を選んで、心の安寧を得ることを強くおすすめします。