2024 .11.21
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2013 .01.12
私が書くことや編集することをメインにした仕事をしようかどうか迷っていたとき、受講していたワークショップがふたつあります。
そのうちのひとつが、カルチャー誌「SWITCH」の渋谷版を作るワークショップです。
2012年の春から夏にかけて通いました。
チューターにSWITCHの猪野辰さん、堀井隼弥さんがついてくださり、実際に作業をするときのアドバイスをしてくださいました。
豪華ですよね。
このような出版業界の最前線でご活躍されている素晴らしい指導者のもとで、雑誌づくりの現場の生のお話を聞きながら、雑誌をつくる機会を得ることができたのは本当に幸運でした!
そして、なんといっても素晴らしかったのは、講師と受講生の距離が近かったこと。
講義中はもちろん、講義後もたくさんお話をするチャンスがありました。
ワークショップの最終回には、雑誌が出来上がるというのも達成感があってよかったです。
ただ、内容がものすごく実践的です。
雑誌を一冊作るんだから当たり前ですよね。
取材先のアポ取り、実際の取材(カメラマンも自分たちで用意します!)、原稿作成、レイアウト作成、校正など全部受講生でしました。
当然、ワークショップの時間内にはとてもとても作業が終わらないので、時間外の作業が膨大でした・・・。
受講期間中は、仕事帰りや土日祝日、時には会社を休んで取材に行ったり作業をしたりしました。
それでも、雑誌一冊、しかもあの「SWITCH」を作り上げることが出来た達成感はなにものにも代えがたいものがありました。
雑誌などの紙媒体を作る仕事をしたいと考えているけど、自分に向いているかどうか分からなくて迷っている人は受講をしてみると得ることが多いワークショップだと思います。
雑誌をまるまる一冊作る過程を経験するので、自分が好きな(得意な)作業がなんとなく見えてきます。
ですから、就職あるいは転職を考えているときの職種、たとえば「ライター職」「編集職」「書店営業」などをしぼりやすくなるかもしれないです。
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