2024 .11.21
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2013 .01.18
本や雑誌やウェブ。
そういった出版まわりの仕事をしていこうと決めたとき、私はふと思いました。
私はライター向きなのか編集者向きなのか。いったいどっちなんだ…と。
それで、私は本格的に書くあるいは編集をする仕事に進むに当たって、ふたつのワークショップに通いました。
自分の適性をみるためと、自分に対する最終意思確認のようなものですね。
そのとき、私が通った講座のひとつは、宣伝会議主催の「編集ライター養成講座」。
もうひとつは、SPBS主催の「渋谷版SWITCHを作るワークショップ」です。
それぞれの講座のお話は、別の機会に譲るとして、ふたつのワークショップで編集作業、ライティング作業をしてみて、私がより好きなのは「ライティング」だと思いました。
雑誌で言うと、編集者は雑誌という入れ物に入る写真や記事を、読者に興味を持ってもらえるように、どんな内容にするか考えたり、デザインしたり、レイアウトしたり…ということを考えて、雑誌全体をデザインし、組立てていく人。
ライターは雑誌を魅力的にみせるためのパーツを作る人。
そのパーツが一番カッコよく、面白く見えるための見せ方を誰よりもよく知っていてそれを表現できる人。
といった感じでしょうか。(ちがったらごめんなさい)
私は、自分自身に編集者に必要な、雑誌全体、あるいはある企画の記事ひとつを俯瞰してみる力が弱いな…と感じています。
このことも、ライターを選んだ理由のひとつです。
今年はライティング力とともに編集力も強化せねば…と思っています。
さて。
それじゃあ、ライターは編集者さんに言われた企画を、ただ淡々とこなすだけなの?
そんなのつまらないんじゃないの?
そう思う方もいるかも知れません。
そうですよね。
言われたことだけを聞きに行くのではつまらないですよね。
でも安心してください!
ライター側が、積極的にアイデアを出して、企画を持ち込むこともできます。
そして、私は、この企画出しからする原稿書きが大好きです。すっごく楽しいです。
ただ、企画を通すのは大変。
20本くらいアイデアを出して1本通ると「やった!」といった感じです。
自分がやりたいから…といった、ひとりよがりな企画ですと、編集者さんの興味にかすりせず、20本、30本企画出しをしても仕事をもらうことができません。
それでもライティングは楽しいですよ!
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