2024 .11.22
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2011 .10.18
日本経済新聞2011年9月20日「ニュースがわかる」の記事にiPS細胞に関するQ&Aが掲載されていた。
そのひとつに、
(以下、引用)
Q:iPS細胞とは
A:体を構成する多種多様な細胞に成長(分化)する能力を備えた万能細胞の一種です。
京大の山中教授らが世界で初めて作製に成功し、「人工多能性肝細胞」と命名しました。
「i」は「人工的に誘導された」、「P」は多様性、「S」は幹細胞を意味する英語の頭文字。
米アップル社の「iPOD」をまねて、「i」を小文字にしたそうです。
(引用おわり)
といった記載があった。
こんな由来があって、iPSという名前がついたんですね・・・。
さて。
これは余談で今回の記事の話題は、「魔法の遺伝子」といわれる「Glis1(グリスワン)」だ。
これまで発がん性のリスクが懸念されていた「山中因子」という4個の遺伝子と「Glis1(グリスワン)」を一緒に皮膚の細胞にいれてみたところ、がんのもとになると考えられる不完全な細胞が死滅して、完全なiPS細胞の作業効率が4倍以上に向上したのだという。
この「Glis1」を使うことで、iPS細胞を臨床で使用する際に問題となる発がんの危険性を大幅に低減できるようになったとのこと。
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