2024 .11.21
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2013 .02.26
私が被災地の動物たちの取材を始めたのは2011年8月。
そのときから、ずっともやもやしたまま答えの出ない問題があります。
それは、「命の線引き」です。
人と動物。
愛玩動物と食肉用などの経済動物。
被災地では、たくさんの命の線引きがありました。
その線引きによって優先された命と後回しにされた命、助かった命となくなった命が、本当にたくさんたくさんありました。
今回、「犬と猫と人間と2」を観て、改めて「命の線引き」の問題について考えさせられました。
いまだに答えは出せずにいます。
映画は2013年5月から上映です。
■映画の公式サイト:犬と猫と人間と2
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2013 .02.25
立春が過ぎたというのに寒い日が続いていますね。
私が派遣で行っている薬局さんは、節電のために調剤室の空調を切っていることがあります。
動き回っていると、白衣を着ているしぽかぽかなのですが、座って薬歴を書いているとだんだん冷えてきます。
手が氷のように冷たくなったときに、80代の女性の患者様がいらっしゃいました。
お薬の説明を終えて、お金を受け取っているとき、ふと患者様の手に私の指先が触れてしまいました。
よっぽど私の手が冷たかったのでしょう。
患者様は、私の指をぎゅっと握ってくださり、
「私の手、あったかいでしょ」
手を温めてくださいました。
ちいさくて、あたたかくて、すべすべした手でした。
指先はもちろん、たちまち温かくなりました。
そして、なにより、患者様のあたたかい気持ちに触れ、私の心もぽおっとあたたかくなりました。
こういった出来事がうれしくて、薬剤師の仕事を続けているんだなぁ。
改めて感じた出来事でした。
ありがとうございます。
私が派遣で行っている薬局さんは、節電のために調剤室の空調を切っていることがあります。
動き回っていると、白衣を着ているしぽかぽかなのですが、座って薬歴を書いているとだんだん冷えてきます。
手が氷のように冷たくなったときに、80代の女性の患者様がいらっしゃいました。
お薬の説明を終えて、お金を受け取っているとき、ふと患者様の手に私の指先が触れてしまいました。
よっぽど私の手が冷たかったのでしょう。
患者様は、私の指をぎゅっと握ってくださり、
「私の手、あったかいでしょ」
手を温めてくださいました。
ちいさくて、あたたかくて、すべすべした手でした。
指先はもちろん、たちまち温かくなりました。
そして、なにより、患者様のあたたかい気持ちに触れ、私の心もぽおっとあたたかくなりました。
こういった出来事がうれしくて、薬剤師の仕事を続けているんだなぁ。
改めて感じた出来事でした。
ありがとうございます。
2013 .02.21
花粉症でしょうか。
抗アレルギーの点眼薬を投薬していた時のこと。
「1日4回両眼にお使いくださいね」
と説明したところ、
「1日4回ってどういうこと?」
と患者様。
「右目に2回、左目に2回ってこと?」
いやいやいや。
違います!!!!
あわてて、
「朝、昼、夕、寝る前に各目にお使いください」
”朝、昼、夕、寝る前”という言葉にあわせて、目に目薬を差すジェスチャーをつけながら説明すると、
「片目に連続4回差すっていうこと?」
と、患者様がおっしゃる。
いやいやいやいや!!!!
「いえいえ、1滴で十分に効果があります。1日4回というのは4時間おきくらいに、4回ということです。4時間おきくらいに、各目に1滴ずつ目薬を差してください」
これでようやく意思の疎通が出来た。
なにげないジェスチャーや言い方でこんなにも誤解を生むものなんですね。
すごく勉強になりました。
と、同時に反省しました。
分かりやすい投薬をするって、本当に難しい。
改めて感じた出来事でした。
改めて感じた出来事でした。
2013 .02.20
不妊治療について取材をしました。
それで驚いたのが、健康な女性でも、一年間に排卵される卵子のうちで妊娠できる可能性をもった良い卵子はたったの3個から4個だということ。
それで驚いたのが、健康な女性でも、一年間に排卵される卵子のうちで妊娠できる可能性をもった良い卵子はたったの3個から4個だということ。
不勉強で、毎月妊娠のチャンスがあるのだと思っていました。
不妊に悩む方は、この良い卵子の排卵がさらに少なくなってしまうため、1年のうちで妊娠出来る可能性がうんと低くなってしまうというわけです。
この可能性を高めるために行うのが、人工受精や体外受精です。
どう違うのかというと、人工授精は良い精子を選別して受精をさせます。
一方の体外受精は、良い卵子選びだして受精させます。
妊娠の可能性は体外受精の方が高く、治療にかかる費用については、病院にもよりますが、人工授精にくらべて10倍くらい高価になり、1周期で40万円ほどかかるそうです。
今は地方自治体によっては、助成金なども出るようですね。
こうして経済的なサポートの制度が少しずつ整ってきているのにも関わらず、治療をしている女性たちを悩ませている原因として、配偶者、義父母、職場の同僚など周囲の人たちの存在が相変わらず存在しているようです。
ストレスが妊娠をしづらくしているというお話を取材を通して何人もの方から聞きました。
嘘みたいですけど、プレッシャーやストレスから解放された途端、子供を授かったという方が多いのです。
具体的にどうすればいいのか案が浮かばないのですが、治療を受けている方にストレスを感じさせないようにサポートしていけたらいいですね。
2013 .02.18
先日、取材で呼吸器の専門医の先生にお伺いして驚きました。
吸入デバイスの習得度は、5歳未満のお子さんと75歳以上のお年寄りで同程度なのだそうです。
高齢の患者様に正しくデバイスを使用して頂き、治療を続けていくためには、繰り返し確認をしていくことが大切なのだと改めて考えさせられました。
この確認作業に力を発揮出来るのが、私たち薬剤師ですよね。
吸入手技の確認、年齢に関係なく、若い人もお年寄りも、少なくとも3カ月に一度は実施するのが好ましいとのこと。
なぜなら、毎日繰り返しているうちに、吸入手技がだんだん自己流になってくる方が多いからです。
また、はじめてお使いになってから3回目の来局までは、毎回吸入手技を確認するのが望ましいとのこと。
高齢の患者様には、もっともっと積極的にお話を伺っていきたいと思いました。