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2012 .12.30



仕事納めでした。

世間では、28日の金曜日が仕事納めで29日から正月モードだったみたいで、土曜日の薬局は週の前半のばたばたっぷりが嘘のような静けさでした。

私がいま派遣で入っている薬局は、前のオーナーさんから経営を引き継いだ薬局らしい。
前のオーナー薬剤師さんが地域の方にとても愛されていた方らしく、たびたび、

「さいきん、店主さんみかけないね」

なんて声をかけられる。
そんなわけだから、薬局の品揃えも地域密着。
お年を召した方が多いので、お仏壇があるお家も多いんでしょうね。お線香なんかも置いてある。

今日は、

「とそさんある?」

と聞かれた。

とそさん?

初め、なんのことだかピンと来なかった。
すると、隣にいた事務員さんが、

「今年は屠蘇散置いてないんですよ」

と、フォローしてくれた。

ああ、「お屠蘇」の「とそ」か。

あれ、でも、お屠蘇って薬局で扱うものなのか?
てっきりスーパーで買うものだとばかり思っていた。

気になって調べてみると、

正月に屠蘇を呑む習慣は、中国では唐の時代に始まり、日本では平安時代からと言われている。宮中では、一献目に屠蘇、二献目に白散、三献目は度嶂散を一献ずつ呑むのが決まりであった。貴族は屠蘇か白散のいずれかを用いており、後の室町幕府は白散を、江戸幕府は屠蘇を用いていたこの儀礼はやがて庶民の間にも伝わるようになり、医者が薬代の返礼にと屠蘇散を配るようになった。現在でも、薬店が年末の景品に屠蘇散を配る習慣として残っている
(Wikipediaより引用)


とのこと。

へえええええ。
縁起物のお酒だとばかり思っていたけど、薬用酒で、薬局であつかっていたんだ。

地域の人の暮らしと薬局が近いことを知ることができて、ちょっと嬉しいできごとでした。


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プロフィール
HN:
タカガキ
性別:
女性
職業:
薬剤師ライター
自己紹介:
保険調剤薬局薬剤師、医薬系広告代理店での編集、メディカルコピーライターを経てフリーランスの薬剤師ライターに。人だけではなく動物の医療の取材も行っています。著書「犬の介護に役立つ本(山と溪谷社)」。

薬剤師向け雑誌、医薬系業界紙のほか、一般の方向けの「編集会議」「Wan」「猫生活」などでもお仕事をさせて頂いています。
代理店勤務の経験を活かし、メディカル系のコピーライティングも。

お仕事のご依頼など、お気軽にお声をおかけください。
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