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2024 .04.20
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虫歯菌に脳出血を促すタイプがあることを、大阪大の大嶋隆教授、浜松医科大の梅村和夫教授らが明らかにした。

この虫歯菌をもつ人が脳出血を起こすリスクは、そうでない人の4~5倍に上昇するという。

梅村和夫教授は、


「口内を衛生的に保てば脳出血患者の再発予防に役立つ可能性がある。(中日メディカルサイトより引用)」
と述べている。

ちなみに、この菌は日本人の約8%が保有しているらしい。

面倒くさがらずに歯磨きをすることは、虫歯を予防できるだけではなく、脳出血を予防するためにも有用そうだ。


【出典】
・2011年9月28日 日経新聞
・中日メディカルサイト
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20110930130749212
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唇のケアにリップクリームを使う人は多い。

しかし、リップクリームの使いすぎは、唇の皮膚の皮脂分泌を抑えてしまい、かえって乾燥や荒れにつながってしまうことをご存じだろうか。

東京慈恵医科大学の上出診療部長は

「リップクリームの使用は1日3回までにとどめるべきだ」
(2011年10月2日 日経新聞より引用)

と指摘している。

こまめにリップクリームを塗ることが乾燥防止につながると思って、ついつい1日に何回も使ってしまっていた。

しかし、食後や寝る前などタイミングを決めて使用していくと良いのかもしれない。

(2011年10月2日 日経新聞)

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ミラクルフルーツをご存じだろうか。
西アフリカ原産の果実で、このフルーツを食べたあとに、レモンなどのすっぱい食べ物を食べると甘く感じるという不思議な果物だ。

これまでそのしくみは分かっていなかったのだが、東京大・三坂巧准教授らの研究により、味覚を狂わせるのはミラクルフルーツに含まれる「ミラクリン」というたんぱく質だということが明らかにされた。

今後、この「ミラクリン」を利用した人工甘味料の開発による生活習慣病の予防が期待されているという。

(日本経済新聞2011年9月27日)

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日本経済新聞2011年9月20日「ニュースがわかる」の記事にiPS細胞に関するQ&Aが掲載されていた。

そのひとつに、
(以下、引用)

Q:iPS細胞とは

A:体を構成する多種多様な細胞に成長(分化)する能力を備えた万能細胞の一種です。
京大の山中教授らが世界で初めて作製に成功し、「人工多能性肝細胞」と命名しました。

「i」は「人工的に誘導された」、「P」は多様性、「S」は幹細胞を意味する英語の頭文字。
米アップル社の「iPOD」をまねて、「i」を小文字にしたそうです。

(引用おわり)

といった記載があった。

こんな由来があって、iPSという名前がついたんですね・・・。

さて。

これは余談で今回の記事の話題は、「魔法の遺伝子」といわれる「Glis1(グリスワン)」だ。

これまで発がん性のリスクが懸念されていた「山中因子」という4個の遺伝子と「Glis1(グリスワン)」を一緒に皮膚の細胞にいれてみたところ、がんのもとになると考えられる不完全な細胞が死滅して、完全なiPS細胞の作業効率が4倍以上に向上したのだという。

この「Glis1」を使うことで、iPS細胞を臨床で使用する際に問題となる発がんの危険性を大幅に低減できるようになったとのこと。


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高額の薬代を支払っている患者約1000人が回答した全日本民主医療機関連合会のアンケートで、半数を超える人が医療費や薬代を払うために生活費を削ったり、貯金を崩したりしていることが明らかになったという。
薬代を払うために借金をしたという回答も14人にみられたそうだ。

たとえば、くちびるにヘルペスができたときに服用する抗ウイルス薬のバラシクロビル塩酸塩(商品名:バルトレックス)。
ヘルペスにすごく良く効く。
くちびるにできたヘルペスの場合、1日2回、1回1錠だいたい5日間の服用で水ぶくれがひいてかさぶたになってくる。

でも、1錠の値段は559円だ。
それに軟膏を併せて出してもらうと5gチューブは1本1758.5円(ビダラビン軟膏、商品名:アラセナ-A軟膏)となる。
窓口での支払いは3割負担だが、ざっくりと2000円ちょっと(プラス診察代などなど)と結構な支出だ。

こういった薬代を節約する方法のひとつとして、後発品(ジェネリック医薬品)を使うという手段があるが、中央社会保険医療協議会が診療所の医師に対して行なった調査によると、14.6%の医師が後発品を処方しないという結果が出ている。

後発品を処方しない理由としては様々な意見が挙げられているようだが、それはまた別の機会にお話することとして、とりあえず薬代カットへの道は険しそうである。


(日経新聞2011年9月2日、9月8日の記事より)

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プロフィール
HN:
タカガキ
性別:
女性
職業:
薬剤師ライター
自己紹介:
保険調剤薬局薬剤師、医薬系広告代理店での編集、メディカルコピーライターを経てフリーランスの薬剤師ライターに。人だけではなく動物の医療の取材も行っています。著書「犬の介護に役立つ本(山と溪谷社)」。

薬剤師向け雑誌、医薬系業界紙のほか、一般の方向けの「編集会議」「Wan」「猫生活」などでもお仕事をさせて頂いています。
代理店勤務の経験を活かし、メディカル系のコピーライティングも。

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