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2017 .12.16
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先日、とある製薬メーカー様のプレスセミナーに取材に入ったときのこと。
演者の医師の言葉に衝撃を覚えました。

「患者さんにとって、感じがよくて、耳に心地の良いことを言ってくれる医師と、その疾患を根本的に治してくれる医師は必ずしも同じではありません」

という言葉です。

それは、てんかんのプレスセミナーでした。
てんかん患者さんにとって、発作というものは、たとえ1年に1回であっても、起こると著しくQOLを下げることになります。
発作が起こらず、安心して過ごしていけることが、その人にとって最もハッピーな状態です。

つまり、患者さんにとっての治療の目標は「発作ゼロ、不安ゼロ」の状態となります。

ところが、医師の中には「治療前に比べて発作が起きる頻度が下がった」ということに満足し、患者さんにとって真の治療目標を達成するための、さらなる努力、あるいは他院への紹介といった手続きを怠っている場合が、しばしば見受けられるというのです。

当然ですが、医師は悪意をもってそうしているわけではないです。
きっと、とても感じよく、患者さんの訴えをよく聞いており、患者さんとのコミュニケーションも良好なのです。

ところが、その治療は、実は患者さんの真の幸せには到達していないケースがみられるのだといいます。

治療は患者さんのためにあります。
患者さんのなかには、医師との関係が良好だし、適度に症状が落ち着いていることもあって「まあ、いいか」と、心にもやもやとした不安や不満を抱えながら、漫然と治療をしている方がいるかもしれません。

ですが、患者さんが、心から満足した医療を受け、自分が本当に幸せになるためには、どのような状態が自分にとってベストなのかを医師や医療従事者に伝えることが出来る環境をつくることが大切なのだと改めて思いました。
 
 現在受けている医療は、必ずしもべストの医療ではないかもしれません。
もっと良い状態にもっていくための、新たな選択肢があるかもしれません。

こうした可能性を、患者さんにお伝えしていくために、これから薬剤師として、また、メディアに携わる立場としてお伝えしてきたいと思った出来事でした。
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プロフィール
HN:
タカガキ
性別:
女性
職業:
薬剤師ライター
自己紹介:
保険調剤薬局薬剤師、医薬系広告代理店での編集、メディカルコピーライターを経てフリーランスの薬剤師ライターに。人だけではなく動物の医療の取材も行っています。著書「犬の介護に役立つ本(山と溪谷社)」。

薬剤師向け雑誌、医薬系業界紙のほか、一般の方向けの「編集会議」「Wan」「猫生活」などでもお仕事をさせて頂いています。
代理店勤務の経験を活かし、メディカル系のコピーライティングも。

お仕事のご依頼など、お気軽にお声をおかけください。
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