忍者ブログ
HOME   »     »  「ペロッ…これは青酸カリ!」の危険性について考えてみた 日記  »  「ペロッ…これは青酸カリ!」の危険性について考えてみた
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
2017 .09.26
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


●もっとほかの薬剤師さんのブログを読みたい方はこちら→にほんブログ村 薬・薬剤師
●薬剤師さんが書いたブログを記事ごとに見ることができるサイト→薬剤師ブログタイムズ
※上記サイトのランキングに参加中です



普段何気なく(?)、目にするセリフですが、青酸カリを舐めるというこの行為は、いったいどれくらい危険なことなのでしょうか。

まずは、青酸カリのメーカーさんの能書をみてみましょう。
参照した能書はこちら。
http://www3.kanto.co.jp/catalog/msds/J_32332.PDF
http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/16329250.pdf

 
危険有害性情報の欄の一番上。
まっさきに、
 
「飲みこむと生命に危険」

と書かれています。

絶対に舐めたりしたらいけませんということですね。
経口致死量は、成人で150~300mgと推定されているそうなので(wikipediaより)、うっかりペロッの加減を間違えたら大変なことになってしまいます。
もし、見た目は子供、頭脳は大人な探偵の真似をしたがる人がいたら止めましょう。

〇口に入ったらどうなるの?
灼熱感、吐き気、嘔吐、下痢」などの症状が現れるようです。
推理ドラマなどで、青酸カリ入りの飲み物などを飲んだ被害者が「うっ」と喉をかきむしるようにするのは、この灼熱感を表現するためなのかもしれないですね。

〇青酸カリを「ペロッ」とした人がいたらどうすればいいの?
速やかに、口をすすぎうがいをさせましょう。

基本ですね。
大量の水を飲ませ、指を喉に差し込んで吐かせるのも有用とのこと。
ただし、けいれんや意識混濁があるときや意識がもうろうとしているときは、窒息させたり、吐いた物が気管に入って肺炎になることがあるため吐かせるのは避けましょう。

ちなみに、原作の「ペロッ…」の場面で、探偵は「青酸カリ」ではなく、「麻薬」を舐めていたそうですよ。
青酸カリを舐めるのは二次創作なのだとか。すっかり青酸カリの方が本家だと思っていました。

〇参考サイト
国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/ICSC/
PR

●もっとほかの薬剤師さんのブログを読みたい方はこちら→にほんブログ村 薬・薬剤師
●薬剤師さんが書いたブログを記事ごとに見ることができるサイト→薬剤師ブログタイムズ
※上記サイトのランキングに参加中です

Comment
Trackback
Comment form
Title
Color & Icon Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字  
Comment
Name
Mail
URL
Password
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
タカガキ
性別:
女性
職業:
薬剤師ライター
自己紹介:
保険調剤薬局薬剤師、医薬系広告代理店での編集、メディカルコピーライターを経てフリーランスの薬剤師ライターに。人だけではなく動物の医療の取材も行っています。著書「犬の介護に役立つ本(山と溪谷社)」。

薬剤師向け雑誌、医薬系業界紙のほか、一般の方向けの「編集会議」「Wan」「猫生活」などでもお仕事をさせて頂いています。
代理店勤務の経験を活かし、メディカル系のコピーライティングも。

お仕事のご依頼など、お気軽にお声をおかけください。
お問い合わせは、下方のメールフォームからお願いいたします。
概ね24時間以内にお返事をさせて頂いております。
薬剤師ライタータカガキへのメッセージ
ブログ内検索
薬剤師ブログタイムズ ブログランキング参加中! クリックしてこの記事に投票

Page Top
CALENDaR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30