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2024 .11.01
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木村情報技術株式会社様を取材をさせて頂いた記事が、医薬経済社様の「RISFAX」ウェブサイトに掲載されました。「出逢い、D・I」のコーナーです。

 

木村情報技術株式会社様は、医療系の大学やメーカー様をメインにEラーニングやライブ配信サービスを提供している会社です。

 

といっても、イメージしづらいかもしれないので、写真を一つ。

これは、昨年取材に入ったACRのある会場で見かけた光景です。

 

 

木村情報技術株式会社様では、このように学会場、大学の講堂、あるいはホテルのミーティングルームでの座談会などで講演の様子を撮影し、ライブ配信などのサービスを提供なさっています。

 

なかでも特徴的なのは、自社にスタジオがあることではないでしょうか。

しかも、そのスタジオがこぢんまりとした録画のためのスタジオではなく、講義や講演ができるくらいの広さなんです!

これは、同様のサービスを提供している競合他社と最も異なる、木村情報技術株式会社様ならではのサービスなのではないかと思いました。

 

詳細につきましては、医薬経済社様のこちらのページに掲載されていますので、お時間のあるときにご覧いただけましたら幸いです。



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お薬を渡し終えたあと、患者様が投薬カウンターに荷物を置きっぱなしで帰りそうになるのであわてて呼び止めた。

患者様は、「あ」という顔をしてすぐに戻ってきました。70代のおばあちゃまです。
 
「よくあるの。この間はスーパーのトイレにおきわすれて、気がついてすぐに戻ったんだけど、かばんごとなくなってたのよ。おろして二日のかばんだったのに。財布からお金を抜き取られるだけならまだいいのに、保険証などが入ったポーチもなくなってたの」
 
ひどい話だ。
 
「現金は小銭もあわせて37000円くらい入ってたのよ。警察に届けたけど出てこない」
 
どんな言葉をかけたらいいのか分からず、ありきたりになってしまうが、
 
大変でしたね。心ない人がいますね。」
 
と言うと、
 
「違うの。置いて忘れて行っちゃうほうが馬鹿なの」
 
とおっしゃる。
てっきり、「ひどいわよね」とおっしゃるかと思ったのでびっくりした。
 
「そんな…盗られた方が悪いなんて、そんなことないですよ」
 
私が重ねてそう言うと、患者様は私に子供か孫に言い聞かせるかのようにおっしゃった。
 
いまはそういう世の中なのよ。盗られるようなうっかりをする自分が悪いの」
 
と言う。
どう考えたって、盗る方が悪いのに…。
そんな風に思わせるほど荒んだ世の中ってなんか嫌だなと思った。
 
と、不意に、患者様が私に尋ねた。
 
「ねえ、あなたトイレするとき、カバン持ったままする?」
 
え!?
 
一瞬耳を疑ったが、聞き間違うわけもなく、
 
「いえ、フックにかけますよ」
 
そうお返事した。
 
「そうでしょ。フックにかけると、トイレから出るときに見えるし、体に当たるからわかるのよ。私もカバンもコートもフックにかけたり置いたりしてから用を足すの」
 
患者様に同意して頷くと、
 
「そのときはね、トイレのフックが壊れてたのよ。それで、カバンを脇にある台に置いたの。それで忘れちゃったのよ」

と言う。
 
「それでね、それをお友達に言ったら、台に置くから悪いのよって言うの」
 
台に荷物を置かずして、いかにして用を足すというのだろう…。


疑問に思っていると、私が考えていることが分かったかのように患者様が種明かしをしてくださった。
 
「みんなね、かばん持ったまま用を足すんですって」
 
「えええ!!!」

みなさん、カバンを身に着けたまま用を足すんですか?
いや、そんなまさか。
 
びっくりして患者様に尋ねると、
 
「びっくりでしょう?私もびっくり。でも、みんなかばんを持ったままするんですってよ。私、そんなことできないわよ」
 
私も出来ません。
患者様に同意した。
 
「まあ、それはとにかくね、それ以来、外出先でトイレに行くのが怖くなっちゃって。鬼門みたいな感じっていうのかしら…」
 
さっきまで、楽しそうにお話されていたのに、急にしゅんとしおれたようになって、そうおっしゃった。
 
外出先でトイレに行くのをためらわないといけないって、どんな気持ちなんだろう。
なんだか切なくなってきた。
こんな風にお年寄りの自信を奪うって、犯人はきっと思ってもいないのだろう。
 
「とにかく、あなたも気を付けるのよ。かばんは体から離しちゃだめよ」
 
念を押しながら、今度はしっかり荷物を手に、その患者様は帰って行かれた。
 
 


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医薬系の広告代理店に就職するのが一番の近道なのではないかと思います。
薬剤師の資格を持っていると、未経験でも採用をしている会社が多いようです。ありがたいことです。
実は私もこのルートで、広告や雑誌などを扱うこの世界に入ることが出来ました!



では、メディカルライターはどんなことをしているんでしょうか。
イメージしづらいですよね。

主に、お客様(製薬会社や医療機器などのメーカー様)から依頼された商品の広告や販促用資料に使用する文言を書いています。
もっと広くいうと、医療回りに使われるテキスト全般を扱うお仕事といえると思います。

具体的に言いますと、たとえば、薬局に送られてくる薬剤師向け雑誌の薬の広告ページ、MRさんが持ってくるボールペン、パンフレット、お薬手帳や血圧手帳、添付文書やインタビューフォームなんかも、メディカルライターと編集者が一緒になってアイデアを出したりしながら作っています。
そうそう、医薬品の広告のキャッチコピーなんかも、医薬系の代理店のコピーライターが作ったりしているんですよ。 (もちろん、そうじゃなくてメーカーさんですべて制作されていたりする場合もあります!)

それぞれの制作物が出来るまで、どんなことをしているかというと…、

添付文書やらインタビューフォーム作成のお仕事は、メーカー様から資料をどっさりと渡されるので、それをひたすら読み込み、必要なテキストを抜き出す作業になります。
ものすごく神経を使いますし、たいていは新薬発売の忙しい時期に依頼されるお仕事なので、数人がかりでタイトなスケジュールで取り掛かることになります。

パンフレットやリーフレットの場合は、まず、パンフレットの中身にするネタを集めるために取材をします。
それは学会だったり、各領域のオピニオンドクターの先生へのインタビューだったり様々です。
インタビューをして、そこからパンフレットに載せるための文章を作ります。
書籍や論文などの文献から作成することもあります。

いずれも、内容が専門的で踏み込んだものになるので、原稿を作るのに苦労することも多いですが、とってもやりがいのある仕事です。
なんといっても、仕事の成果が印刷物とかウェブページになって、はっきりと確認できるので達成感がありますよ!

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お客様の要求に平均点で応えるのではなくて、プラスアルファの付加価値、つまり「贈り物」をつけてお応えするということ。

私の大好きな言葉のひとつです。




昨年、「編集会議2012秋号」の取材でインタビューをさせて頂いた「日本仕事百貨」の中村健太さんがおっしゃっていた言葉で、すごく心に響きました。
それ以来、私が仕事をするときの心がけのひとつにしています。

贈り物をするときって、相手が喜ぶ顔を思い描いてわくわくしながらプレゼント選びをしますよね。
お仕事でも「この資料も一緒に提出したら後の仕事がスムーズにすすむな」と思ったとしたら、言われた仕事に、ほんの少しプラスしてみる。たとえば、こういったちょっとした心配りなんです。
あたりまえのことなんですけどね(笑)。

でも、毎日忙しく仕事をしていると、このプラスアルファがなかなか難しかったりします…。
だからこそ、お客さんのことを思い浮かべて、「贈り物」をする気持ちのゆとりを持てるように心がけることは、とても大切なのだと感じています。

お客様に、「いつも頑張ってくれてありがとう」と言っていただけると、本当に舞い上がるくらい嬉しいです。
嬉しいと、もっとこの人とこの会社のために頑張ろうという気持ちが湧き上がってくるので、仕事に対するモチベーションと質が上がり、仕事の良い循環が生まれます。

こういったお仕事は、ものすごく楽しいし、やりがいを感じます。

今年も、こんな宝物みたいなお仕事をひとつずつ増やしていきたいです。

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今年初のお仕事打合せ兼新年会に行ってきました。
3月号では特集ページの編集のお手伝いをさせて頂きます。
 


雑誌などの打合せで、普段どんなことをしているのかというと、担当編集者とライター、場合によって編集長と一緒に、記事の概要や構成を確認しながら、記事の完成像の共有を行っています。
 
この共通認識がちゃんと出来ていないと、せっかく記事ができ上がっても、「なにかが違う…」「今回の趣旨とずれている」ということになって、大幅な書き直しをすることになってしまったりします。
とても大事な作業です。
 
そして、これまた大事なスケジュールについての確認をして打合せ終了という感じです。
 
今回のお仕事は、私にとって、月刊誌の編集サイドとして関わらせて頂く初めてのお仕事です。
 
世の中の月刊誌の編集者さんは、いつもこんなタイトなスケジュールで頑張っていらっしゃるんだ…と、改めて頭が下がりました。
 
いつもありがとうございます。
 

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プロフィール
HN:
タカガキ
性別:
女性
職業:
薬剤師ライター
自己紹介:
保険調剤薬局薬剤師、医薬系広告代理店での編集、メディカルコピーライターを経てフリーランスの薬剤師ライターに。人だけではなく動物の医療の取材も行っています。著書「犬の介護に役立つ本(山と溪谷社)」。

薬剤師向け雑誌、医薬系業界紙のほか、一般の方向けの「編集会議」「Wan」「猫生活」などでもお仕事をさせて頂いています。
代理店勤務の経験を活かし、メディカル系のコピーライティングも。

お仕事のご依頼など、お気軽にお声をおかけください。
お問い合わせは、下方のメールフォームからお願いいたします。
概ね24時間以内にお返事をさせて頂いております。
薬剤師ライタータカガキへのメッセージ
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